
先月、素敵なジャムをいただきました。
これは柏木農業高校の生産物。カシスなどのジャムの詰め合わせです。
よく見ると面白いことにどれも2つの食材をミックスしたもの。
右端は青森県特産のリンゴとカシスの組み合わせ、
また左端はルバーブと黒房スグリの組み合わせです。
実は黒房スグリの英名はブラックカーラントですが
フランス名ではカシスといいます。
つまりどちらもカシスを混ぜているということになります。
昔からカシスはジャムの中でも最高級品といわれているので
それを混ぜるのはわかりますが、理由はまだあるような気がします。
実はカシスの生産量日本一は青森県なのです。
なんと全国の8割は青森県産ともいわれ、
主産地の青森市では、農林水産省が農林水産物や食品の名前を
国が地域ブランドとして保護する「地理的表示保護制度」の
第1号を取得したぐらいです。
したがってリンゴとカシスを混ぜるというのは
青森県が全国に誇るNo.1の特産品同士を混ぜるということ。
他ではなかなか味わえないコラボ商品なので、ぜひ堪能したいと思います。
さて名農でも各種ジャムを作っていますが、参考にしたいところがあります。
それが化粧箱。箱に入れるだけで立派な贈答品となります。
ちょっとした工夫ですが、箱があるかないかでずいぶん印象が変わります。
これはぜひ見習いたいところです。
今日は終業式。2学期の始業式は8月22日。
ちょうど1ヶ月間の夏休みがこれから始まります。