
先日、スーパーマーケットで温州みかんを見つけました。
もう「ハウスみかん」が出回っているのかと思い、手に取ってみると
驚くことにペルー産ではありませんか。
そこでちょっと調べてみました。
すると面白いことがわかってきました。
なんとこのみかんは日本人がペルーに開拓に入った際
苗を持ち込んだのだそうです。
つまりこれは正真正銘の温州みかんなのです。
ペルーは南米。南半球なので今は晩秋。
まさに収穫時期。旬のみかんということになります。
資料によるとペルーは雨が少ない国。
したがって必要な時だけに山の雪解け水をあたえるので
水分コントロールができるのだそうです。
食べてみましたが甘みも酸味もあり
日本のハウスみかんよりも美味しいではありませんか。
輸入が解禁されたのは2018年。これも知りませんでした。
さらに日本のハウスみかんよりも100円も安い価格設定。
ラベルにはMIKANの文字。いつの間にかおしゃれになりました。
「こたつでみかん」は冬の代名詞。
今後はクーラーの効いた部屋でみかんを食べることになるかもしれません。
本家のみかんと里帰りしたみかん。うまく棲み分けてほしいものです。