
授業中にスマートフォンを出して操作していたらどこの学校だって叱られます。
それどころが校内持ち込み禁止、もってきたら没収なんて学校もあります。
名農はスマートフォンについては持ち込み可。
もちろん授業中に出していたら注意されます。
確かTEAM FLORA PHOTONICSが結成された2009年に
決まった学校ルールです。おそらくこの頃から
スマホユーザーが増えてきたのだと思われます。
さてこの決定を受けて困ったのが初代TEAM FLORA PHOTONICS。
なぜなら彼らはLEDによる草花研究にからめて、スマホの農業利用も研究していたからです。
スマホで自分だけの病害虫図鑑と生産履歴を作る取り組みはユニーク。
さらにスマホで撮影した画像のRGBで生育状況を分析する実験もしていました。
つまり授業にはスマホが必需品。そこで学校ルールを完全無視。
授業にスマホを忘れると注意されるという逆転現象を楽しんでいました。
もちろん学校だって必要な時の使用はOK。みんなけじめをもって使っていました。
2009年以降もチームにとってスマホは身近な存在。
圃場での電卓代わりはもちろん、発表時間の計測をするストップウォッチ、
葉の傾きや高度の測定、数年前からはサーモグラフィーとして活用します。
15年以上も前、授業の講師として招いた北海道農試の先生が
いずれ携帯電話は農具になると話されていたのがまさに現実となっています。
さて現在のフローラハンターズの彼女も課題研究の中でスマホをいじっています。
実は彼女、スマホで研究紹介動画を編集しているのです。
足掛け1ヶ月、先日やっと完成しました。お疲れ様でした。