今日から2日間、農業クラブの県大会が名農を主会場に開催されます。
まだコロナの影響もあるとはいえ、農業高校の甲子園、お祭りです。
名農生も学校代表としてさまざまな種目に出場するため
練習に励むなど盛り上がっています。
ところが今年のフローラハンターズは、県大会出場チームを決める研究発表の校内大会で
早々と敗退。あっという間にお祭りの輪から外れてしまいました。
「同じ 阿呆なら踊らにゃ損々」というように、おそらく皆さん練習に準備にと
忙しかったと思いますが、お祭り騒ぎができているうちが華。
フローラは寂しく他チームの研究を見るだけの阿呆になってしまいました。
そこでチームがかつて農業クラブに出場した際の古い写真を探してみました。
これをご覧ください。なんと9名ものメンバーがいます。
これは2012年の2年と3年のTEAM FLORA PHOTONICS。
園芸科学科時代で全員が女子でした。でも男子が一人います。
実は彼、お隣の生物生産科の3年生です。この年の発表内容は「サクラソウの救出」。
草花班だったTEAM FLORA PHOTONICSは、全員で取り組みました。
しかしサクラソウの自生地は隣町なので詳しく知りません。
そこで自生地近辺に住むの男子をスカウトしたというわけです。
県大会では、こんな大所帯で元気に乗り込んだこともあり結果は最優秀。
次は東北大会ですが、この男子と3年生の女子2名がストックホルム青少年水大賞に出場。
したがってチームは2つに分かれて、それぞれ大会に臨みました。
ところで、もうひとつ面白いことがあります。実はこの男子、自分がリーダーを務める
研究チームを引き連れ、同じ農業クラブ県大会に出場しています。
つまり一人で2つのプロジェクト発表に出場したことになります。
こんな離れ業ができた時代でした。