前回の課題研究。今週開催される日本水大賞の表彰式と
学会主催のポスターセッション、さらにボランティア大会の東北予選前の
最後の活動ということもあり、それぞれの担当者によって最終リハーサルが
開催されました。発表練習はメンバーが期間限定のユニットを作り、
少し前から行っていますが、今年のフローラはそれぞれ忙しく、
仲間がどんなものを発表しているのかじっくり眺めることもありませんでした。
大会直前ということもあり、本番同様プロジェクタで投影して
入れ替わり立ち替わり発表してくれたので、まるで学芸会のよう。
リハーサルではありますが楽しく拝見しました。
ところで小学校では、かつて学芸会というものがありましたが
最近は学習発表会と呼ぶようになってきました。
調べてみると学習したことを披露することはどちらも変わりません。
しかし学芸会が音楽や演劇など芸術分野にウェイトがあるのに対し
学習発表会は、学習成果をまとめたビデオレターの鑑賞や子供たちによる授業など
幅広いジャンルや内容を扱うようです。いろいろな学び方が展開されている今は、
学習発表会の方がしっくりくるのかもしれません。
ところで芸術とは、イマジネーションのコミュニケーション。
「自分のイマジネーションをなんとかして伝えようとする心が生み出すものが
アート、芸術」と解説されています。フローラの発表会は単に学んだことを
伝えるのではなく、学んだものをベースにして
自分で生み出した考えやその具体策を披露するまさにイマジネーションの発表会。
こちらは日本ストックホルム青少年水大賞で発表するユニットですが
開発途上国で暮らす人々の気持ちを想像して、自分たちの思いを形にして伝えています。
フローラの発表会は音楽や演劇はありませんが、学芸会なのかもしれません。