
これは現在のリンゴ。開花結実したばかりの頃、
果実が5個ぐらいついていたはずですが、今はなぜか2個だけ。
おそらく結実しなかった花が自然に落ちてしまったのか、
小さな果実を摘み取る摘果作業が行われた後なのかもしれません。
さて先日、テレビ局から課題研究の写真がほしいと依頼されました。
そこでここ数年の環境班の写真を提供しました。
今月末に地球環境大賞を受賞した団体を紹介するテレビ番組が
BSで放送されますが、確か受賞したのは10団体ほど。
1時間番組なので1団体おそよ5分。そこで沖縄での活動とともに
写真が紹介されると思われます。噂では沖縄で活動しているフローラが
番組のオープニングを飾るとの情報もあり楽しみにしています。
さて現在、農業高校の研究活動であるプロジェクト学習は
課題研究という授業の中で行われています。
しかしかつてのプロジェクト活動は、自分の家で行うのが当たり前でした。
なぜならみんな農家の後継者。先生はその授業になると
家で待機している生徒宅を訪問して栽培指導をしたといいます。
実験室で活動する環境研究班など当時ではありえなかったようです。
ところが農家が減少した今、このように学校が研究の舞台となりました。
初めて勤めた時は、活動が家から学校に移行した頃。
したがって名農以外の全国の農業高校では、
まだ家で行うプロジェクトの形態も残っており
家で行う研究をホームプロジェクト、学校で行うのはスクールプロジェクトと
ちゃんと使い分けていました。農業がまだまだ元気で、
学校と地域が一体となって農業後継者を育てていた頃の学習スタイルです。