
直径10cmもあるかという大きな花が咲いています。
クレマチス、テッセン、かざぐるま?
花の名前は専門家じゃないので3択でも即答できません。
こんな時はクレマチスと答えるとかなりの確率で正解だそうです。
なぜならクレマチスは中国原産のてっせんや日本原産のかざぐるまを
ヨーロッパで交配して育成した園芸種。したがってクレマチスの方が
数百というたくさんの種類があるからです。「つる性植物の女王」といわれ、
バラと組みわせたイングリッシュガーデンはとても素敵です。
さてもう少し調べてみると2択に絞られることがわかりました。
実はテッセンの花弁は6枚。これは8枚もあるので違います。
いよいよ2択になりました。かざぐるまは日本の固有種で
白や薄紫の大輪の花を咲かせるといいます。
そして花弁の枚数は8枚と決まっています。
この花も8枚花弁の白い大輪です。かざぐるまで決まりかと思いましたが
クレマチスはテッセンやカザグルマを原種にしているので
花弁は6枚もあれば8枚もあります。もちろん白花もあります。
残念ながらこれ以上の追求はできませんでした。
でも文献ではかざぐるまは絶滅危惧種。
自然に生えているものは少なくなったといいます。
ならばこれはクレマチス?しかし自信がもてません。
なぜなら今が満開のこの花が咲いているのは
チームの本拠地である馴化温室うしろの物置小屋の脇。
誰も見ないところになぜか柵に絡まって咲いています。
ここは人が植える場所ではありません。身元不明の花が今見ごろです。
なお花弁と説明しましたがクレマチスもテッセンも本当はガク片です。