
6月第1週の週末は青森県の高校総体。
小さな学校の名久井農業高校ですが、たくさんのメンバーが
日頃の練習の成果を試そうとチャレンジします。
フローラハンターズの半分も運動部。高校最後の高総体、頑張ってほしいものです。
さて春から実験してきた水研究に取り組んでいる2名のチームですが
現在、そのクライマックスを迎えようとしています。
実は今週末に大掛かりな測定を予定しているのです。
1つの測定にかかる時間はそれほどでもありませんが
分析するサンプルの数が莫大にあります。
そこでメンバーの1人が測定にかかる時間を計算してみました。
するとある1つの成分の測定に3分かかるとすると、休みなしに行って5時間。
これが4種類もあるのでどうしようと頭を抱えていました。
運の悪いことに2人のうち1人がなんと前日にワクチン接種予定。
それでも来ると意気込んでいますが、なんともいえません。
頼りになるのは他のメンバー。しかし2人は運動部の大会で週末は試合。
さらにもう1人はなんと家の田植えのお手伝い。
応援してくれる人が1人しかいないのです。
4名揃ってなんとか5時間で終わるの計算なので、これでは人手が足りません。
そこで困った彼女たちがとった作戦は2つ。
ひとつは1年生のJr.の動員。部活動で休日の出校している彼ら。
練習が終わったら昼からでも手伝いに来てほしいと要請してほしいというのです。
でもまだJr.とはこちらも1回しか顔合わせしていません。
さらにまだ実験すらスタートしていないのです。
自分の研究もしていないのに、いきなり先輩のお手伝いとは
虫が良すぎると思いましたが、お願いするとOK。
やる気があるか、先輩が怖いのかわかりませんがありがたい話です。
しかし来るのは午後から。そこで奥の手。いつも応援してくださっている
先生にもオファー。高校総体の指導の合間に
なんとか手伝ってもらえることになりました。
必死のフローラハンターズ。決戦は土曜日です。