
今年は室内実験が多いため、まだ本格的な活用をしていない馴化温室。
そんなフローラの本拠地に園芸用の土壌が大量に運ばれています。
その数、20余袋。まるで園芸店のようです。いったい何に使うのでしょう。
実は環境システム科2年生のビジネス学習で使うものなのです。
環境システム科の園芸ビジネス類型では
商品の販売に関する知識を学びますが、
教科書を開くと、これまた理解しにくい専門用語だらけ。
読んでいるだけで眠りにつきそうです。
そこで考えたのが自分で農作物を生産販売して
その仕組みを体験的に学ぶスタイル。
とはいっても3年次で学ぶ学校設定科目「起業チャレンジ」ほど
ダイナミックなものではありません。いうなれば起業チャレンジで
スムーズに学べるためのお試し体験。
したがっていつも栽培期間が短く、誰でも簡単に育てられる
二十日大根を商品としているのです。
この土はその二十日大根をプランターで育てるためのもの。
先日、無事播種が行われ、現在はみんなで管理中。
今はこの大量の土もなくなっています。
さて今日は水研究チームの調査日。ところが試験区の数が48もあります。
そこで本来なら三和土を製作するはずの三和土チームの予定を変更し
全員で取り組むことにしました。とはいっても放課後は部活動のため
他のメンバーは手伝えません。落ち着いて、
そしててきぱきと進めたいと思います。