土肥実験室で特殊な水耕栽培に取り組んでいるフローラハンターズ。
なんと根が養液に浸っていません。定期的に養液槽を
発生装置で作ったミストを充満させる方法で根に水を与えているのです。
実験を開始したのは連休に入る直前。
7連休のうえ、コロナが落ち着いたこともあり
運動部は試合、文化部もイベント参加と大忙しで管理する人がいません。
もしかしたらいきなりミストを噴霧され生育不良になるかもしれません。
また装置が故障して連休明けには萎れて再生不能なんてことも十分可能性があります。
そんなことでハラハラドキドキでしたが、ご覧の通りゴールデンウィークという
最初のハードルを難なく乗り切ることができたようです。
ただ窓際に設置したため、養液の水温が上昇ぎみ。
このあと気温がますます上がってくるので
植物にどれぐらいダメージが出るか少し不安です。
最終的にイメージしているのは、温度管理できる室内で
LEDを照射して栽培する植物工場。こちらであれば
問題なく栽培可能だと思われます。名農にも温度管理できる
栽培室がありますが、こちらは他の研究班や授業でも使っているように
名農1番の大人気施設。こちらが潜り込むスペースなどありません。
いつもながら6月末にはゴールインというスピード研究の環境班。
頑張れとトマトに声をかけています。
さて今日は2週間ぶりの課題研究となりますが面談週間のため短縮授業となります。
そんな慌ただしい中、今日は先日の地球環境大賞受賞の取材を受ける予定。
今年度、みんなで活動についてまだ一度も打ち合わせをする時間のないまま5月も中旬。
農家と同じように名農生も農繁期を迎えています。