こちらはゴールデンウィーク中の農場でのひとコマ。
5名ぐらいの果樹班の皆さんが出校して、なにやら行なっています。
実はこの30分ぐらい前まで、業者と連携してドローンによる溶液受粉を
行なっていました。そこで何をしているのか女子生徒に尋ねてみると
今日咲いている花にピンクの札をつけているというのです。
理由はドローンでどれぐらい受粉するかを後日調べるため。
この後も花はどんどん咲いていきます。
農場にはハチもいるので、後日結実調査をおこなっても
ドローンによって受粉したものなのか
ハチによるものかわからなくなるからだそうです。
実験室でペットボトルの実験をしている環境研究班に比べ
果樹班は数haものの広大な第1農場がフィールド。
青空の下で取り組む姿は、フローラとはスケールが違い感動します。
さて今年は例年よりも散布する花粉量をへらしたとのこと。
散布する花粉は購入するとわずか20gで1万円以上します。
減らしても実用的な結実率が確保できるのなら低コストに繋がります。
お財布事情が重要なのが農業生産のプロジェクト。
専門的な知識と技術の他に、節約意識が身につくかもしれません。
さて今週木曜日と金曜日はお待ちかねの苗販売。
さらに名農生は1週間かけて放課後に担任の先生と面談。
そのためしばらく短縮授業となります。