
4月28日に地球環境大賞で頂いた文部科学大臣賞の賞状です。
大臣賞といえば五七桐の紋章が入った大きな賞状をイメージしますが
この大会は手漉きの和紙。今から7年前、東日本大震災で津波を被った
サクラソウの救出や岩手県の仮設住宅でのちょっと変わったボランティア活動が
認められ、園芸科学科時代のTEAM FLORA PHOTONICSが同賞をいただいていますが
その時も同じ手漉きの和紙。趣ある賞状に主催者の想いを感じます。
さて今年で結成14年目の研究班。今まで嬉しいことに何度か大臣賞を頂いています。
先日、何回目だと尋ねられたのですがよくわかりませんでした。
そこで調べてみると今回の受賞を含めて総理大臣賞が1回、文部科学大臣賞が4回、
そして環境大臣賞が3回、計8回もありました。
ただ面白いことに草花班だった園芸科学科時代はわずか2回。
残りは環境システム科に移行して環境研究班として再始動してからのものです。
分析してみるとおそらく社会と繋がった経験の違い。
草花班時代は震災をきっかけに自生地保護や被災ボランティアなど社会に飛び出しましたが
自然環境が回復してきたことで意識的に校外での活動を自粛させていきました。
それに比べ環境班では地域はもちろん世界を意識して活動をしたため
いかに情報発信をするかが重要。そのため、多くの方々に
活動を知ってもらえるように、より積極的に校外にアピールしています。
これがこの差になったのだと考えられます。
さて前回、文部科学大臣賞をいただいたのは2019年。
TEAM FLORA PHOTONICS でも Treasure Huntersでもありません。
なんとその2つのチームの間を繋いでくれたBubble Boysです。
環境班のもとで行ったわずか1年間半の活動でしたが、
学校の歴史にしっかり存在を刻んでいます。
ふたりとも農業系の大学生。どんな勉強をしているのでしょう。