こちらの彼も高糖度トマトの水耕栽培装置を製作中。
組み立てはもう終わったようで、今度は装置の命である
ミスト発生の間隔をタイマーで設定しています。
彼は他の3名のライバルよりもミストの発生間隔を狭めたようです。
なぜならもし水不足で枯れてしまったらその時点でゲームオーバー。
さらに水不足になるとトマトは尻腐れ病になる可能性がぐっと高まります。
これは農業者としては怖いこと。どうやら農業類型の彼は
リスクよりも安全に無事に収穫することを最優先にしたようです。
同じ水耕トマトの栽培コンペティションですが
システムのアイデアを果敢に試したい工業系と
安全第一、収穫第一の農業系の考え方の違いが感じられ、
なんだか楽しくなってきました。
さてこの日は今月最後の課題研究でした。
しかしコロナに感染したわけではありませんが、
なんと6名中2名がコロナ関連で欠席。
せっかくのコンペ開始なのに
プレーヤーが半分もいないので焦ってしまいました。
でも困った時はお互い様。ミストの発生間隔は全員が公開しているので
欠席したメンバーの組み立てもしてあげたようです。
でも仲良しもここまで。絶対に負けられない戦いが始まりました。