先月、学会主催の発表会に参加したフローラハンターズ。
この日をもって2021年度の活動も最後ということで
閉会式までの30分間、簡単な反省会を行いました。
もちろん一緒に参加したJr.も一緒です。
それぞれ一人一研究で最後まで取り組めたこと、
たくさんの成果をあげられたことを確認した後、
来年も頑張ろうとリーダーがみんなの労をねぎらいました。
最後はお決まりのケーキで締め。長年続いているフローラの流儀です。
ところで最後の学会では1年生と2年生がそれぞれ取り組んだ研究を
合わせて発表するという実験を行いました。
活動時間が異なるので合同練習は本番直前だけ。
しかし今年のJr.はとても熱心。自分で想定質問を考えては
回答を作ってくるなど自ら積極的に活動して力をつけました。
もしかしたらもう先輩を越したかもしれません。
さてフローラはこのような学年を超えて研究したり
発表するという試験的な試みを何度か行っています。
最初は東日本大震災で津波被害を受けた「サクラソウ救出と塩害土壌の改善」。
園芸科学科の2年と3年が取り組んでいたすべての研究を休止し取り組みました。
2回目は水質浄化システム「バイオエンジン」。
こちらも2年と3年が手分けして近隣の水場に100鉢以上設置しました。
3回目は「雪国向きLED信号機」。環境班の初代と2代目の女子ふたりが
中心となり大会で提案し大きなニュースになるなど、いずれも高評価でした。
学年毎のグループで取り組もうとすれば活動は週2回。
しかし環境研究チームとして学年合同で取り組むと2年と3年で週4回。
つまり毎日のように活動できます。またスムーズに研究を2年生が継承でき、
さらに嬉しいことに班としての連帯感も生まれてきます。
こんな工夫でビッグプロジェクトに取り組んではいかがでしょうか。