雪がとけクリスマスローズの葉が見えてきました。
するともう若芽がでています。
よく見ると蕾のようなものも着いています。
それにしてもずいぶんと赤黒いと思いませんか。
しかしすぐそばのもみじの若芽も同じく赤色。
人間の赤ちゃんのように血管がないのになぜ赤黒いのでしょうか。
これはポリフェノール。また弱い若芽にとって
春といっても紫外線は危険。それを守るために
このような植物色素を作っているのです。
ところで今年は冬が寒かった割には桜の開花が早まっています。
先日の発表では青森県の開花は18日、満開は20日頃だそうです。
かつて青森が誇る桜の名所「弘前城」のさくら祭りはゴールデンウィーク。
連休とぶつかることから全国からたくさんのお客様が来県されました。
しかし温暖化で開花が2週間も早まっているため
集客力が落ちているようです。さらに今はコロナ。
少し落ち着いてきましたが、平年並みの賑わいになるのは
もう少し先になりそうです。
さてこのクリスマスローズ。3月中旬から蕾があるので
このままいったら4月中旬前に開花するかもしれません。
TEAM FLORA PHOTONICSが育てていた頃の
開花は4月下旬から5月上旬。この10年でこちらの開花も
ずいぶんと早まりました。
クリスマスでもなく冬でもなく、桜と一緒に咲く
青森のクリスマスローズ。いったいどんな気持ちでしょう。