
長年使ってきたフローラのMacBookAir。
なんと東日本大震災があった2011年モデル。つまり10年もたつの古い機種です。
震災で津波被害を受けたサクラソウの救出とマクロバブルを使った除塩に
立ち上がった当時の2〜3年生の合同チーム。2年生はこの技術を
みなさんに活用してほしいという目的で、
その年のストックホルム青少年水大賞の国内予選にエントリー。
3年生は研究成果を夏に行われた日本土壌肥料学会で発表し
貴重なアドバイスをいただきました。しかし気がつくともう秋。
無我夢中で救出に取り組んだので、いつもの植物研究がほとんどできていません。
そこで今からやれるテーマを急遽掲げます。それが地元名産の妙丹柿の渋抜き。
フォトニクスという名前どおり紫外線で渋を抜く技術の開発です。
収穫は秋。ちょうどタイミングが良かったこともあり
なんども失敗を繰り返してなんとか完成。この成果を京都で開催された
科学技術のアイデアコンテストに応募したところ、決勝進出。
みんなで秋の京都に向かいました。
その結果、サクラソウ救出に頑張ったご褒美なのかグランプリを受賞。
その時いただいた副賞が今使っている古いMacなのです。
MacはCPUなど内部装置を自由に選べます。古いけれど当時の
最高スペックに近い装備だったため、10年経ってもまだ現役です。
しかしこのところ動画や画像をは使うようになってくると、ちょっと動作が遅れ気味。
そこでチームのメインのPCを、この写真の新型MacBookAirにかえることにしました。
新旧交代です。とはいっても2020年にTreasure Huntersが
同じ大会でグランプリを受賞し、その副賞としていただいたもの。
提案したものが世界グランプリを受賞した三和土を使った集水システムではなく、
園芸用レンガブロックというがとても面白いとは思いませんか。
新旧交代が静かに始まっています。
さて先日、1年生に対して課題研究で入りたい研究班の希望調査が行われました。
しかし学科の体制もかわり、その選択肢にはもう環境班の名前はありません。
メンバーの新旧交代のない環境班。最後の1年間がはじまります。
青森県のコロナ感染者は一昨日、過去最高を記録。落ち着きません。