
ある日の放課後のことです。
MacPCに向かって話しているのはフローラハンターズの2年女子。
全国紙の新聞社の取材をうけているのです。
新聞記者さんの希望は直接訪問しての取材でしたが、
残念ながらこの頃は、コロナで県外からの訪問は自粛。
今月になってこれで2回目のお断りとなりました。
しかし今はオンラインで東京と繋ぐことができるので
放課後に取材対象となった研究の主任研究員が対応することになりました。
現在、環境班が取り組んでいるのは、先日環境大臣賞を受賞した
「節水型の塩害抑制技術」と現在取り組み始めた「沖縄の赤土流出抑制技術」ですが
今回の取材対応は「三和土を生活雑排水の浄化技術」。
コロナ禍、開発途上国で安価な消毒液にもでき可能性があると
1年前から女子メンバーが取り組んだものです。
浄化した排水で植物栽培できるのか試す課題が残っていますが
今は冬ということもあり、今は休止中。
そんな研究に着目してもらい驚いています。
この日は午前授業。終わってすぐ始めましたが
帰りのバスまで30分ぐらいしかありません。
でも質問に淀むことなく端的に回答できる彼女は
余裕で時間内で完了しました。
おそらく校正などがこれから行われると思いますが
全国紙なので遠く遠く離れたところで仕事や勉学に励んでいる先輩方にも
後輩の活躍が届くかもしれません。