
第2農場である草花温室の中でサイネリアが蕾をつけています。
しかし年明けに比べるとだいぶ鉢数が減っています。
なぜならば卒業式で使ったから。
自分たちで草花を栽培していることを活かし
ふんだんに使ってステージを飾るのが名農式の卒業式。
今年はコロナで在校生すら参加できなかった式ですが
彼らに代わってサイネリアが盛大に盛り上げてくれたようです。
ではこの花たちはどうしたのでしょう。
いくら温度管理をしても、みんな違う個体。
生育が遅く、せっかくのステージにあがるチャンスを
逃してしまったかもしれません。
咲きっぷりが良ければセンターを飾っていたかもしれないサイネリア。
残念です。でもそれで腐らず自分だけの花をさかせてほしいものです。
さて草花は今まで園芸科学科の話題として紹介してきましたが
先日、最後の園芸科学科の生徒たちが卒業。
したがってこれからは後継者である環境システム科の管轄となります。
かつて園芸科学科は、花好きや花屋さん、保育士さんなどを目指す
お洒落な女子生徒でいっぱいでした。なぜならいずれも花を育てたり
利用するという共通点があるから。今後、草花の学習が
環境システム科に移行したことが中学生や先生方に認知されると
男子だらけの環境システム科に女子が増えてくるかもしれません。
さて今日はフローラハンターズのメンバーがまたまた資格試験。
農業ビジネス系を専攻していた今までのフローラメンバーと違い
環境システム科の工業類型に所属する新環境班は資格取得に命をかける人ばかり。
暴風雪という悪天候の中、大忙しのメンバーです。