
今年の6月に開催される農業クラブの青森県大会。
その代表を決めるプロジェクトの校内大会が15日(火)にあると紹介しましたが
実はその前の日である14日(月)にも意見発表の校内大会が開催されます。
意見発表とは、いわば農業クラブの弁論大会で、
自分の夢などについて研究活動や社会活動の経験を通して語る大会です。
チームはフローラフォトニクス時代から現在まで、
研究発表だけでなく、この意見発表にもたくさん出場しています。
記憶ではかつて、6回名久井農業高校代表として県大会に出場し
そのうち5回県チャンピオンとして東北大会に駒を進めています。
いずれもチームで研究した内容をベースに夢を語ったものでした。
さてここに環境システム科の5名のフローラメンバーがいます。
そのうち真ん中の男子も意見発表にエントリーし、なんと県大会はもちろん
東北大会でも最優秀を受賞し、全国大会に出場しています。
発表したのはサクラソウの保全活動。サクラソウ研究は園芸科学科時代で
ほぼ一段落させたのですが、その後も細々と継続。
彼らの年が本当の最後となりました。しかし活動を締めくくるのにふさわしく
国立科学博物館に保全活動の講師として招かれたり、
他県の自然保全地域にも招かれ講演。彼は忙しく飛び歩きました。
現在のフローラハンターズも男子が1名、14日の意見発表に出場するとのこと。
プロジェクト発表の代表でもある彼、二足のわらじで頑張ってほしいものです。
ところでこの写真のメンバーはTシャツではなく、おそろいのツナギを着ています。
実は全員でサンパチェンスによる水質浄化研究に取り組み、
硝化菌と菌根菌の2つのスーパーチャージャーを搭載した
最強のバイオエンジンTYPE3を完成させたメンバーでもあるのです。
確かこの写真は八戸市役所に設置した時の記念写真です。
水の国際大会で世界準グランプリを受賞した研究は
彼らのTYPE3を後輩が発展させたものでした。