ご覧ください。2017年のチームフローラフォトニクスが
農業クラブ県大会に出場した際に製作したパワーポイントのタイトル画面です。
でも昨日紹介した2015年のものとそっくりだとは思いませんか。
違うとことは「草花による水質浄化」ではなく「生物による水質浄化」というところ。
実はこの小さな違いはとても大きな違いです。
2015年はサンパチェンスの鉢底に人工イクラの技術で硝化菌をビーズ化して搭載して
浄化システム「バイオエンジン」TYPE2を完成させました。
しかしその2年後のフローラは、土の中にさらに菌根菌を入れ共生させ
さらに浄化スピードをアップさせることに成功。TYPE3を誕生させました。
草花の能力もさることながら、二つの微生物の存在をアピールするため
タイトルは「草花」から「生物」に変わったというわけです。
彼らは硝化菌と菌根菌が、まるでスポーツカーのエンジンによく搭載される
空気や燃料を強制的に送り込むスーパーチャージャーのようだということで
ツインチャージャーと呼んでいました。
さらに3年生はTYPE2を開発した2015年の先輩に敬意をはらってツナギを着ています。
またTYPE2は兄、TYPE3は弟と兄弟で取り組んだのもユニークです。
頑張った結果、彼らもやはり後輩を引き連れて農業クラブの県大会に出場。
これまた兄と同様、最優秀を受賞し東北大会に出場しています。
さらにその中の一人は意見発表にも出場し、全国大会に駒を進めています。
この年も5名中、2名が4大進学。頑張りました。
ここまで振り返ってみると環境システム科に2014年に移籍してから、4年連続県大会出場。
そのうち東北大会や全国大会に意見発表を含め、のべ6回出場しています。
これで農業クラブに貢献していないとは言わせません。
でも2017年以降、変化が現れます。