
環境システム科に移籍し、環境班と名乗ってからの活動を
農業クラブの大会と絡めて紹介してきました。
2013年から2017年の活動は、毎年学校の代表として農業クラブに貢献しています。
しかしこの後の活動は、反省しなければなりません。
実は2017年を最後に環境班は農業クラブの大会から姿を消したからです。
こちらの言い分は水研究の国際大会に出場したから。
2017年、まだ2年生だったフローラのメンバーが水質浄化研究を発展させ
2018年のストックホルム青少年水大賞に出場。
全員一丸となって取り組まなければならないスケールの大きな活動となったため
農クの校内プロジェクト発表会に出場するものの、学校代表にはならなかったのです。
そしてフローラは世界準グランプリの受賞を最後に
2018年をもって10年間の活動に幕を下ろします。
ところがフローラに入ろうと思い環境システム科を志望したのに翌年解散するため
2年生を募集せずショックを受けている男子が2名いるという話を聞いたので
フローラは解散するまでの半年間、彼らに研究資材を提供し研究指導をしました。
ところが彼らはすでに他の研究班に所属しているため農業クラブ校内大会には不出馬。
でもバブルボーイズと名乗った彼らは翌年の2019年、さらに自力で研究を深め
農薬の泡散布技術を開発し文部科学大臣賞を受賞しました。先輩への最高の恩返しでした。
今は二人とも4大生としてコロナ禍、勉学に励んでいると思います。
2019年、環境班はこれまた大人の事情でTreasure Huntersとして復活。
しかし2018年と同じく水の国際大会に出場することになり
2020年の校内大会には出場するものの、校内代表にはなりませんでした。
つまり2018年以降、意見発表はともかく、研究発表では農業クラブには
貢献できていないのです。これは反省です。果たして現在のフローラハンターズは
農業クラブで貢献できるのでしょうか。