3月1日は名久井農業高校の卒業式です。
その昔、各校卒業式の日が異なっていた頃は3月3日。
サトウハチロー、松田トシさんという童謡をお得意としている
先生方が作られた名久井農業高校の校歌ですが
優しい歌が3月3日の桃の節句に歌われるのはぴったりでした。
こんなに優しくかわいい高校の校歌などそうあるものではありません。
しかしコロナ禍で今は式でも曲が流れるだけで歌いません。
果たして彼らは同窓会を開いた際、歌うことができるのでしょうか。
さて卒業される先輩が、コロナで活動制限されたのは2年生に進級する時。
学校も休校になり部活動も制限されました。
また2年次で行われるはずの修学旅行も翌年に延期。
しかし結局2021年もコロナが収束することなく
彼らの思い出には楽しみにしていた修学旅行も抜け落ちてしまいました。
2020年の3月、まさかこんなにコロナが長引くとは誰も思わなかったはずです。
在校生の出席もなく、祝賀会も行われない中
本日、新社会人として卒業生は旅立ちます。
知恵出し、立ちはだかる困難を乗り越え欲しいものです。
そしてコロナが収束したら、あらためて名農に集まり
希望に満ちた春の中、校歌でも歌って祝ってください。
卒業おめでとうございます。