
節分も過ぎ、今日は立春。暦のうえでは春となりました。
ある文献に「春は勝手にやってくるものはない」と書かれていました。
面白そうなので読んでみると、立春はそもそも中国で生まれたものらしく
その時代の王様は星の運行からさまざまなものを決めていたそうです。
そのため春は、勝手にやってくるのではなく、
王様が「この日から春だ」と宣言して、初めて春になったというのです。
つまり立春は「春が立つ」のではなく
「春を立てる」と解釈すべきなのだとも書かれていました。
もちろん昔だって太陽を観測して立春を割り出していましたが
その祭りを行うのは王様。その王様の宣言で春になる。
そう考えると「春は勝手にやってくるものはない」というのもわかります。
さてここは環境システム科の通称「チャレンジ温室」です。
イチゴが植えられている部屋に灯っているのは暖かな色合いのライト。
夜空の向こうには、もう春が待っているようです。
なお今日の地元紙にフローラハンターズの活動が掲載されています。
2位でも載りました。ぜひご覧ください。