
ここにずらり並んでいるのは生物生産科の加工品。
定番のジャムはもちろん、品種別のリンゴジュースや
根強い人気の鳥味噌、焼肉のタレなどもあります。
しかしここは校長室。したがって販売はしていません。
どちらかといえば、来校された皆さんに紹介したり
ご意見をいただいたりするのが目的。販売しないアンテナショップなのです。
たくさんの加工品を見ていると、こんなものがあったらいいのにと
いろいろなアイデアが湧いてくるから不思議です。
さてフローラは、かつて園芸科学科の草花班でした。
そして今は環境システム科の環境班です。
食べられるものを扱っていないので加工品とは無縁のように思えますが
今までいろいろな加工品を作ってきました。
たとえば摘果リンゴを原料とした高機能生アップルペーストやアップルパイ。
黄色や紫などのトマトやジャガイモを使った
カラフルなトマトピューレやフライドポテト。
紫外線でポリフェノールを増強させたラズベリージャムやスムージー。
最近では妙丹柿を原料とした柿糖。柿だけを使った和三盆のような
優しい甘さの甘味料で、名農祭で試食してもらったところ大好評でした。
なぜフローラが加工品をとお思いでしょうが、
アイデアや思いつきは誰にでも、それも突然降りてきます。
せっかく降りてきた面白いアイデアなのに、
研究班の守備範囲外だからといって無視するのはナンセンス。
思いついた時が始める時。そんなことからいろいろチャレンジしてきたのです。
さて実は現在、新しい加工品のアイデアを温めています。
環境研究の合間をぬってまた遊んで見たいと思います。