名久井農業高校は今日から仕事始め。
1週間あまり暖房の入っていない学校はきっと凍りついているかもしれません。
ところでこれは昨年末、馴化温室をサーモグラフィーで撮影したものです。
2人のメンバーが温室の中にいるのがわかります。
12月上旬は比較的暖かく、トマトとホウレンソウを寒さに当てようと
もくろんでいたメンバーも拍子抜け。果たしてどうなることかと
心配していましたが、クリスマス前から記録的な寒波。
ガッチリと温室を冷やしてくれました。
いろいろな区を設けていますが、生育状況は想定どおり。
しかし一番の興味は機能性成分。こればっかりは
自分たちで測定できないので県の試験場に依頼する予定です。
彼はまもなく行われる農業クラブの検定に、この研究レポートを提出予定ですが
学校締め切りは1月25日。しかし県の分析は約1週間かかります。
分析に要する時間とそれを受けてレポートを作る時間を計算すると
もうタイムリミット。そこでホウレンソウの収量調査は
まだみんなが休んでいる明日1月5日行うことになりました。
県の方も6日から分析してくれるとのことで、みんな位置につきました。
極寒の温室で収穫。そして測定。かかる時間はおよそ1時間ですが
明日は気合いを入れていかないと風邪をひきそうです。