真冬の名久井農業高校。
気温は最高でも最低でも氷点下。
年末年始ということもあり人っ子ひとりいません。
名農といえば緑化活動日本一に輝いただけある豊かな緑が自慢。
春や夏は樹木の発する清々しいフィトンチットでいっぱいです。
フィトンチットは芳香物質ですが、植物が作り出す天然の抗菌物質でもあります。
もしかしたら名農のキャンパスは、フィトンチットのバリアで
コロナから守ってくれる要塞なのかもしれません。
しかし今は自慢のキャンパスもすっかり色を失っており
バリアが機能しなくなっています。
さてここは第2農場の草花温室です。
入ってみると屋外と正反対にこんなにも緑でいっぱいなのに驚きます。
これはシネラリア。しかし「シネ」という言葉が気になることから
サイネリアとして流通しています。
同じ植物なのでにアシではなくヨシというのと同じです。
冬になると黒っぽい風景ばかりになりますが
やはり鮮やかな緑は気持ちがいいものです。
もしかしたらフィトンチットも多いかもしれません。
2022年となりました。今年も名農は緑でいっぱいです。