
いよいよ12月31日、年越しを迎えます。
この地域では年取りといってお正月よりも盛大に食卓を囲みます。
なぜなら先人は、日が沈むとその日(その年)は終わりと考えていたので
夕食時にはすでにもう新しい神様が来ていることになります。
したがって12月31日の夕食は新しい神様をお迎えして最初の食事。
貴重な白いお米やお魚などの御膳を囲みお祝いしたものです。
名農生に聞いたらまだ半数以上の家では、お正月よりも大晦日、
つまり年取りの夜をお祝いしているようです。
ところが今は祖父母と暮らすこともなくなり、
このような風習もここ10年ぐらいで急激に減少傾向。今後が不安です。
さて今年は環境班にとって再スタートの年でした。
なぜなら2009年に結成したTEAM FLORA PHOTONICSは活動10年で解散。
その後は2年刻みでBubble Boys、Treasure Huntersと
名前を変えながらも活動を継続しましたが、それも2021年3月をもって解散。
これにて環境班も廃業となるところでしたが延命措置により三度目のよみがえり。
新生環境班Flora Huntersとして再出発したからです。
2年区切りで解散、復活を繰り返す最大の欠点は
先輩と重なって活動する時期がないので、一生懸命取り組む先輩の姿を見ることがなく
Floraの築いてきた流儀が伝承しにくいことです。
しかしそのおかげで話で聞いた先輩の流儀をベースにしながら
毎年自分たちの特色を加えた新しい環境班に作り変えています。
長生きのコツは「伝統を尊重しつつ、変化を続けること」。
今年はそんな新生環境班の活動に対し、たくさんの皆さんからご支援いただきました。
来年も寅年ハンターズをどうぞよろしくお願いいたします。