2年目の露天風呂栽培に挑戦している環境班。
真冬の寒い部屋で、養液だけを温めた水槽を用いて
野菜の水耕栽培を行うとどうなるかを試しています。
しかしいくら養液を加温する工夫をしても、
見た目はまったく変化ないので、どうもピンときません。
そこで登場するのが消しゴムサイズのこの小さな装置。
実はこんなに小さくてもスマホ用のサーモグラフィーなんです。
接続するとスマホの画面に色分けされたお馴染みの温度分布画像が現れます。
記録だってスマホなので撮影ボタンを押すだけといたって簡単。
でもちゃんと温度表示もされる優れものです。
これなら目に見えない水槽や植物体の温度が一目瞭然。
目に見えないデータを可視化してくれるので、グッと楽しくなります。
昔、サーモグラフィーは百万円以上する高額分析機器でした。
確か以前、ある団体から寄贈されたサーモグラフィーは
初めて100万円を切ったという画期的な格安測定機器でした。
それに比べたらこれはハンターズが買えるぐらいの激安装置。
科学の進歩は研究班を助けています。