
ご覧ください。この濃い緑の葉は
クリスマスローズと呼ばれている植物のヘレボルス。
硬くてゴワゴワしている大きく立派な葉が特徴です。
人間が種子から育てる場合は、初夏に結実した種子を
土の中に埋めて夏越しさせ、秋になったら播種。
芽が出てくるのは来年の春になります。
さらにその苗を大切に育て、花が咲くのは
早くて1年後の冬。生育が遅いものはもう1年かかります。
つまりクリスマスローズは播種から早くても3年かけて咲く植物。
価格が高いのもの頷けます。
ところが右上の方に小さな葉がいくつか見えます。
これもクリスマスローズ。葉の大きさから考えると
おそらく昨年のこぼれ種から発芽してきたものでしょう。
ほったらかしにしていても勝手に芽を出してくるあたりに
野生のたくましさを感じます。
そういえば2017年、フローラがまもなく解散ということで
学校に内緒で職員室前の庭に代々育ててきたヘレボルスの苗を勝手に植え
バレないようにこっそりと卒業したフローラ。
まさに愉快犯ですが、気がつくと毎年花を咲かせる
クリスマスローズガーデンとなりました。
自然状態での開花は春。今度追肥でもあげようと思います。
さて週末は環境システム科のメインの資格のひとつである
電気工事士の国家試験があり、フローラハンターズのメンバーたちも受検します。
クリスマスローズのようなたくましさで合格できるよう頑張ってください。