
久しぶりに調理に取り組んだのが機能性アップルパイ。
実は2017年のFLORA9が考案したもので、
すでにテクノ愛などのコンクールで受賞している優れた逸品なのです。
ポイントはリンゴ。青リンゴのように見えますが、これは摘果リンゴ。
1本のリンゴの木には500個もの実がつきますが
大きくするために400個は生育途中に摘み取られてしまいます。
名農の農場だけで廃棄される摘果リンゴは数万個にもなります。
現在、絞ってジュースに混ぜるなど一部活用されていますが
甘さがなく酸味とエグミが多いので
本格的に食べようというチャレンジは多くありません。
そこでチームでは数年間、試行錯誤を繰り返し
2017年にとうとうFLORA9がジャムやアップルピューレの加工に成功しました。
味はまさに紅玉。とても美味しいものでした。
また加熱調理してもクロロゲン酸というポリフェノールが
生食のリンゴより60%も多く含んでいるのです。
クロロゲン酸は免疫力維持効果があるとしてコロナ禍で再注目。
廃棄物が皆さんのニーズに応えられる健康維持食品に変わるのです。
残念ながらどこのお店でも扱っていません。
フローラのオリジナルスイーツはいかがですか。
さて今日は土曜日ですが、2年生は農業関係の検定試験があります。
皆さん頑張りましょう!