フローラハンターズの女子3名が合同で取り組んできたネギの水耕栽培研究。
先日、めでたくゴールイン。収穫となりました。
草丈などを毎週調査するのを生育調査といいますが
このように収穫後にさまざま身体検査するのを収量調査と呼んでいます。
草丈、植物体重、茎の太さ、葉の色、根の長さなどいろいろ測定しますが
今、彼女が行っているのは根の数の調査です。
比較的ネギの根はしっかししており、数も数十本ぐらいなので
落ち着いて数えると難しいことはありません。
さて南部町といえば「南部太ネギ」が有名ですが、選択したのは葉ネギ(青ネギ)。
茎を斜光できないわけではありませんが、水耕栽培ではちょっと面倒と考え、
まずは葉を食べる「葉ネギ」で挑戦したというわけです。
数ある品種の中からチョイスしたのは日本を代表する葉ネギの「九条ネギ」。
甘さが特徴の美味しいネギです。もちろん本来、畑で栽培するものですが
あえて水耕栽培を行い、栽培法でどのように変化するかを調べました。
ご存知の通り、東日本の人たちはネギの覆土した白い茎の部分を好んで食べます。
いわゆる白ネギです。ところが関西では覆土をしないで育てる青ネギが主流です。
これは関西の土壌の影響で根が張りにくいという理由からだそうですが
京野菜が栽培されている現場を見たことがないので、なかなかピンときません。
野菜畑を一度見てみたいものです。