根の数を数えていたフローラの九条ネギをちょっと借用しました。
左から普通の養液栽培区、真ん中は養液を約10℃に冷却した栽培区、
そして右はフローラハンターズお得意の超音波栽培区です。
まず目に飛び込んでくるのは冷却栽培の根のボリウムです。
繁茂しているかのようです。ネギは暑さがあまり得意ではなく
逆に気温は10℃を下回っても大丈夫。
そういえば晩秋の畑に立派なネギが育っているのをよく見ます。
もしかしたら冷やしたつもりの養液がネギにとって
最適な水温だったのかもしれません。
これから水温のデータが解析されるので楽しみです。
右は1学期に男子とJr.がレタスと小松菜で取り組んでいた
超音波栽培で栽培したネギ。
やはり根のボリウムが普通栽培区に比べても貧弱です。
レタスと小松菜で行った場合の超音波発信は1時間に30分。
今回のネギでは1時間に15分間と短時間にしましたが
根は人間の口と同じ。また根の先には成長点があるためか
大きな影響がでたようです。
果たしてこれが成分にどのような影響を与えるのでしょうか。
レタス、小松菜と同じように
機能性成分が増えるなどの現象が起こるとすれば
何か新しい栽培法として確立できるかもしれません。