
秋になってさまざまな研究が実を結び始めているフローラハンターズ。
先月下旬、新聞社から取材依頼が届きました。
フローラの流儀のひとつに「一人一研究」というものがあります。
一人で責任もって取り組んでもらうためのルールですが
誰かが成功したら全員で便乗するという真逆の裏ルールもあります。
なぜなら一人一研究とはいいますが、実験装置を組み立てたり
たくさんのサンプルを分析するにはみんなの協力が必要です。
助け合わなければ研究を進められないフローラは、
手柄もみんなで分けるという海賊のようなかなり野蛮な掟もあるのです。
この日、取材対象となった研究の主任は中央の女子メンバー。
それを取り囲んでいるのがサポートしてきた他のメンバーです。
しっかりみんなで写真に収まるあたりに、たくましさを感じます。
6人は春から競うように研究をしています。
もちろん自分こそが最高賞を取るんだと思って活動しているのですが
このルールがあるお陰で、他の誰かが最高賞を受賞しても結果は同じ。
6名のメンバーがそれぞれ宝くじを持っていますが
もし誰かが当たったら山分けなのです。
一人はみんなのために、みんなは一人のために。
面白いことにフローラは日替わりヒーロー。
次は誰にスポットライトが当たるのでしょう。
今日は11日ぶりの課題研究です。