先月、京都大学の皆さんが来校されました。
お話は「雪国型LED信号機」研究を一段落させるため。
実は昨年の活動をもって研究活動を終えることにしていましたが
コロナの影響で京大、名農とも会うことができずにいました。
そうしているうちに担当生徒も卒業、担当者も退職されてしまいました。
中途半ばにしていてはお互い何かと困るので
今年度をもってきちんと終了することを決めにいらっしゃったのです。
研究のきっかけはTEAM FLORA PHOTONICS の女子メンバーたちが
ヨーグルトの蓋にヒントを得て簡易実験したことから始まります。
一人の名農生が課題研究で行う研究は長くても2年間。
大学のようにじっくり研究に取り組めないことから
次々と後輩が引き継いでいきます。
フローラ解散後は環境システム科が特任チームのTEAM RED SIGNALSを結成し
京大の先生のご指導を受けながら研究を継続してきました。
その成果は青森県警主催の発表会や横浜で開催された学会で披露されました。
長年ご指導いただいた京都大学の先生方や関係者の皆さん、
そして取り組んだOBOGの皆さんや先生方。本当にお世話になりました。
貴重な体験をした先輩たちは一生の財産となっているはずです。
ある日の放課後、発表練習をしていたフローラハンターズのところへ
突然校長先生がやってきてお菓子を差し入れしてくださいました。
なんとお菓子は京都の和菓子。京大のお土産でした。
先輩フローラに代わって後輩フローラがありがたくいただきました。
得をするのはいつも後輩。このルーティンは今も変わっていません。