ここは環境システム科が誇る植物育苗室。
別の大型水耕温室には温度を設定できる棚状の育苗装置が備えられていますが
ここは小さな個室ながら部屋全体が育苗室なので使いやすいと評判です。
さらにご覧のように光の波長も自由に制御できます。
そんなことで学校設定科目「起業チャレンジ」だけではなく
課題研究でも利用されている人気の小部屋なのです。
現在はフローラハンターズと同じ環境システム科の
養液栽培研究班がイチゴの育苗に利用しているようです。
そこに突然現れたのはフローラハンターズ。
彼は本拠地の馴化温室でトマトの実験を始めましたが、
ここでも行おうと部屋の片隅に栽培装置を持ち込んだのです。
この場所は温度も光も制御されているまさに植物工場。
つまりここで育ったトマトを基準にして
馴化温室で栽培しているトマトと比較するのが目的です。
それにしてもピンクががった赤い光が鮮やか。
イチゴもトマトも光合成がどんどん進みそうです。
さて今日は彼らが考案した新しい水耕栽培技術を
科学技術のアイデアコンテストで披露します。
大会はオンライン。この実験室にPCを持ち込んで行う予定です。
どんな評価を受けるのか楽しみです。