種差海岸のサクラソウ救出に立ち上がった3年生が卒業した後、
その意思は後輩に引き継がれていきました。
そしてサクラソウ救出やマイクロバブルでの除塩活動が認められ
2年生たちが3年生になった2012年、ストックホルムで開催された
青少年水大賞に出場することになります。これはその時の様子。
ヴィクトリア王女様にご挨拶をしているのは当時のメンバーです。
フローラには希望する1年生に研究機会を与えるJr.制度がありますが
この彼女たちはその第1回生。好奇心が旺盛なメンバーで
1年生ながら秋には学会主催の発表会に参加。
さらに国立局地研究所と連携して「白夜のひまわりはどこを向くか」という
テーマでなんと北極を舞台に研究もしました。
またストックホルムでの国際大会とまったく同じ時に開催された
農業クラブの東北大会にも青森県代表として出場。
園芸科学科ここにありと、日本や世界で大暴れしました。
実は彼女たちが入学した時の園芸科学科の入試倍率はなんと2倍以上。
新聞でも高い倍率の学科として取り上げられました。
みんなが花を学びたい、花に関する仕事がしたいとやる気満々。
そんなとんでもない倍率の入試を突破したメンバーでした。