先日から始まったトマトの水耕栽培。
いつもと違うところがあります。それがこの白い箱。
コンセントとプラグの間に入っている四角い装置です。
これは通称エコチェッカー。
使用電力、電気料などがわかる簡易装置です。
さらに二酸化炭素排出量もわかるのというおまけもついています。
寒い冬。ストーブで部屋を暖めるのではなく、
水耕栽培の養液だけを露天風呂のように暖めたら
栽培できるのかという好奇心だけで取り組んでいますが、
別の視点がエネルギー。植物工場では
栽培室をエアコンで常に栽培適温を維持します。
また温室ではボイラーを炊いて温めるのが普通です。
この馴化温室だって壊れていますが暖房装置がついています。
部屋全体を暖めるのと養液だけを暖めるのでは
電気料金や二酸化炭素排出量がどのように違うのでしょう。
現在、石油の高騰で施設栽培はピンチです。
さらに地球温暖化対策として二酸化炭素の排出削減にも
本気に取り組まなければならない事態になっています。
小さい実験ですが、フローラハンターズの好奇心が
解決のヒントになればと取り組んでいます。