
直径1cmにも満たない小さな赤い実がついています。
これはアスパラガス。実がついているから雌株です。
一般に野菜は一年草。ホウレンソウもハクサイも
その年で枯れるので来年また播種しなければなりません。
ところがこのアスパラガスは宿根草。
地上部は枯れても、毎年春になると元気が芽が出てきます。
ではこの種子を播いたらいつ食べられるようになるのでしょう。
アスパラガスの播種は春。鉢に播いて苗を育てます。
そうしたら初夏に畑に植え付け。肥料をあげて大切に育てます。
翌年、また芽が出てきたらもう収穫OK。
播種してから1年後には収穫できるのです。
とはいってもまだ株が小さいので収穫は数本にします。
これを数年くりかえすと5年もすれば立派な株になり
10本以上の茎を収穫することができます。
普通に育てると緑のアスパラガス。
芽が顔を出すのに合わせて畝に土をかぶせて遮光するのが
ホワイトアスパラガス。最近はアントシアニンたっぷりの
紫色のアスパラガスも開発されています。
手間いらずなので、ぜひ庭に植えてみてください。
さて明日、夏に行われたボランティアの全国大会がNHKで紹介されます。
詳しくは明日ご紹介しますので、ぜひご覧ください。