
ご覧ください。果肉まで赤いリンゴです。
品種登録されたのは2015年とつい最近。
名前は「ローズパール」といいます。
以前も食べたことがありますが、
甘みも酸味もあるさっぱりしたリンゴです。
生食にも加工にもなるというのが、うたい文句のようです。
この品種の育成は青森県の試験場でも、どこかの篤農家でもありません。
農研機構果樹研究所、つまり国の試験場です。
今は果樹茶業研究所という名前になりましたが
茨城県のつくばに本部があります。
しかしリンゴ研究の拠点は、つくばではなく産地の東北に置かれています。
どこだと思いますか。なんと岩手県盛岡市です。
現在、国のリンゴ研究は残念ながら
青森県ではなく岩手県で行われているのです。
しかし青森県だって負けていません。
つがるや世界一は青森県の試験場が独自に育種しました。
最近では、2018年に「紅はつみ」という新品種が青森県で誕生しています。
こちらはまだ食べたことがありません。
いったいどこに売っているのでしょう。