馴化温室を片付けしている中、
なぜか播種しているメンバーがいます。
これはちょっと気になっている実験を行うため。
メインの研究テーマは終わったので、
失敗してしまっても問題ないのですが
今しかできないチャレンジなので短期集中で取り組むことにしました。
しかしこんなに気温が下がってくると発芽適温を確保できません。
でも大丈夫。フローラ譲りの鉢の下に敷く園芸用ホットプレートを持っています。
また環境システム科の本拠地である施設園芸実験室に行くと
小型の植物培養装置があったり、
エアコンの入った1坪ぐらいの植物培養室もあります。
これを使うと求める光と温度の中で管理できます。
さらに驚くのは馴化温室の隣にある大型水耕栽培温室に行くと
数年前に導入されたばかりの本格的な発芽器もあります。
これはすべて環境システム科の管理下にあります。
なぜなら環境システムは畑ではなく水耕栽培を主に学ぶ学科。
苗を作っては植え付けるということを繰り返すため
いろいろな施設設備が整っているのです。
だいぶ寒くなってきました。どんな装置を使って
種子を暖めてあげようか悩んでしまいます。