これぞ秋晴れという青空にすじ雲が数本。
このすじ雲、秋らしい雲のひとつで高層にできます。
清々しい気持ちになると雲の中でも好きな人が多いそうです。
ところで面白いことにこのすじ雲、
なんとなく名久井岳のやや左側のある一点から
こちらに伸びているように見えませんか。
そのせいか、こちらに近づくにしたがって空が広く感じます。
絵は遠近法をうまく使うと上手に描けます。
書き方は簡単。この雲のように、ひとつの点から放射状に線を描き
その線を基準にして書いていけばよいのです。
遠近法の場合、この点を消失点と呼び、
この写真のように消失点が1つの場合を一点透視図といいます。
また左右に消失点を持つのは二点透視図、
ふかんで見たり、あおりで見る場合は三点透視図となります。
果たしてこの日の空はいったい誰が何のために
一点透視図のラインを描いたのでしょう。不思議です。
さて今日の午後は課題研究を休講して環境緑化活動。
キャンパスの落ち葉を拾ったり、掃除したりと
全校生徒で環境整備する名農らしい行事です。
名農がいつもきれいな環境でいられるのは、この地道な活動のおかげ。
緑化活動日本一を受賞した時より生徒数は半分になっているため
作業はたいへんですが、みんなでもうひと頑張りしましょう。