小さな花が咲いていますが、なんだかわかりますか。
これは薬味にするなど昔から親しまれてきたミョウガです。
ミョウガが属する派閥はショウガ科。
大勢力ではありませんが日本の味には欠かせない香味野菜群です。
普通はこのような花弁が出てくる前の蕾を食べますが
秋になるとこんな白い花を咲かせます。
また運が良ければ不思議な実を見ることもできます。
ただ地面からちょっぴり顔を出すだけなので
ぼうっとしていては発見できません。
上ではなく、たまには下を向いて歩きましょう。
さて地面から顔を出すといえばキノコ。
青森県でも愛好家が山に入っては秋の味覚をゲットしているようです。
かつて生徒たちとキノコの研究をしていた頃があります。
もちろん培養ですが、子供の頃、野山に入ってキノコ採りをした
とても楽しい思い出が忘れられません。しかし青森は田舎とはいえ
今ではキノコ採りの醍醐味を知る人は少なくなっています。
そこで課題研究の時間、キノコ狩りを趣味としている先生の案内で
みんなで山に行ったのを覚えています。
山に詳しくないので、いったいどこを歩いたのかわかりませんが
食用も毒キノコも含めてたくさん採集してきました。
これを同定しながら文化祭で並べて披露したところ、
来場された皆さんは大喜び。
キノコ愛好家がずいぶんいるものだと感心したものです。