
秋の薔薇が咲いています。
オールドローズと呼ばれるかつてのヨーロッパのバラは
初夏だけに咲く一季咲きでしたが、四季咲き性の遺伝子を持つ
アジアのバラと交配され、このように夏や秋も咲く品種ができました。
これらの品種群をオールドローズに対してモダンローズといいます。
ところで皆さんはバラといえば何色を思い浮かべますか?
あるバラ園でラビアンローズ、つまり「バラ色の人生」とは
何色でしょうというアンケートをとりました。
その結果、赤が1位、ピンクが2位。この2色だけで
全体の80%以上になったそうです。
つまり「バラ色の人生」も「100万本のバラ」も
みんな赤いというイメージのようです。
さてこの真っ赤なバラは、四季咲き性のモダンローズ「ノックアウト」。
バラにしてはかなり過激な名前ですが、病害虫に強く
無農薬で栽培できることからネーミングされました。
さらにこのバラはこの優れた特性が認められ
2018年、コペンハーゲンで開催された第18回世界バラ会議で殿堂入り。
世界に誇る名品種に認定されています。
「我が人生に悔いなし」
最後は赤いバラが似合うようです。