
涼しげな葉はアスパラガス。
こちらもまもなくすれば枯れてしまいます。
しかしアスパラガスは多年草。地上部は枯れても
根が生きているので来年また元気な芽を出してくれます。
さてこの葉に赤い実が付いているのがわかりますか。
アスパラガスは雌雄異株。つまり動物のように雄と雌がいるのです。
これは実が付いているから雌株。
アスパラガスは実を食べる作物ではないので
どちらでも食べますが、農家が栽培する多くは雄株です。
実は出てくる芽の数が、雄株の方が多いからです。
経営的には本数が多い方が出荷量が増えるので雄株を植えているようです。
でも雌株にもいいところがあります。
それは茎が太いところ。数は少なくても立派な芽がでるのです。
たくさん食べたいけれど、太いアスパラガスもいいもの。
消費者サイドから考えると「どちらでもいい」が答えかもしれません。