
これはセロハンテープや塩ビテープではありません。
ポリエチレン製の接木テープです。
接木は2つの枝を接着させる園芸の技術ですが
接合するまでに乾燥してしまうと失敗。
そこでテープを巻くのですが、大切なのはテープの伸縮性。
ぴったりと巻くにはある程度伸びないといけません。
その点、このテープはよく伸びます。
また接着剤がついていないのに、
テープ同士はとてもくっつきます。
よくホームセンターなどで大きな買い物をすると
巨大な料理用のラップのようなもので
ぐるぐる巻きにして包装してくれる時があります。
このテープはその小型版。もちろん環境班の持ち物です。
このところ環境系の研究に取り組んでいますが
このようなマニアックなテープを見ると
あらためて自分たちの本職は農業研究だというのを
思い出させてくれます。