
ストックホルム青少年水大賞に3度出場した研究チームの健闘を讃え
学校が設置してくださった大きな横看板。
2012年と2020年は正門脇の正規な看板設置場所に設置されましたが
なぜか2018年だけは地域の方から見えないキャンパス内の坂道に掲げられました。
本当の理由はわかりませんが、勝手に推測してみました。
このような看板の設置場所を決めるのは校長先生ですが、
実は2018年の校長先生だけが名久井農業高校のOBでした。
高校時代の3年間、このキャンパスで学ばれた先生ですから
単なる思いつきではなく、一番良い場所を選んでくださったはずと思っていたところ
設置から3年目の今年の朝、あることに気がつきました。
何と木々の間から登ってきた朝陽が看板を照らしているではありませんか。
それも看板周辺のほとんどは建物の影で日陰になっているのですが、
この場所だけはまるでスポットライトでも当てたように明るいのです。
これはその瞬間を撮影してモノクローム加工し
コントラストを強調した写真ですが、
まさにスポットライトを浴びたように看板だけが白く浮かび上がりました。
ちょうど登校時間。これなら否が応でも
登校してくる名農生の目に飛び込んできます。
まさにここはキャンパスを知り尽くしている
校長先生だからこそ知ってる秘密の一等地でした。
正門横の看板は地域の方々へのお知らせが目的ですが
この校内看板は、校長先生が「先輩たちに続け」と
後輩である名農生を鼓舞するために発信したメッセージかもしれません。