先輩フローラハンターズとともに
植物にストレスを与える実験をしている今年のJr.。
彼女は小松菜やレタスなどの葉菜類を
ガッチリと冷やしてた養液で栽培しています。
夏に向かって暑くなるので水風呂は気持ちよさそうに思えますが
夜間の水温は10度前後まで冷えます。
昔、バラエティー番組の中に熱湯風呂が登場しましたが
これはその逆。氷を入れた風呂に数週間も入るというまさに拷問です。
植物はストレスを受けると身を守るために
糖度を高めたり、ポリフェノールを増やすなどの対抗策をとります。
地元では冬場にホウレンソウを育て、糖度を高める「寒締め栽培」が
定着しています。Jr.の研究もそれに似ていますが
外気は初夏の温室なので高温。頭は暑いけれど足元が冷えるという
自然界ではありえない不思議な状態です。
あと10日もして期末考査が終了したら、小松菜の収穫となりますが
よく見ると冷水栽培している葉がデコボコになってきました。
まるで「鳥肌」。寒締めホウレンソウの特徴は葉のデコボコと
そして厚い葉。与え続けたストレスが形状の変化となって
現れてきたのかもしれません。