
この植物はキキョウ。
ミスト栽培で育てているものです。
葉も大きく勢いもあり、なんだか露地植えよりも立派です。
まさか下に見えるコンテナの中に、
細かな霧が充満しているとは想像もつかないと思います。
蓋をあけると霧が出てくるあたりは、まるで浦島太郎の玉手箱です。
さて栽培を始めてもう1ヶ月半経ちました。
比較のために栽培している一般的な水耕栽培では
蒸発するため養液を数回補充しているのですが、
ミスト栽培ではまったく養液が減りません。
箱が密閉されていて霧になった養液が
根や箱の壁や蓋に付着し、また水滴になって循環するからです。
時々気になって蓋を開けますが、今のところ補充の必要性はなさそう。
また植物は通気性のあるスポンジに植えられているため
メインテナンスで蓋を開けるぐらいで
根に十分酸素は送れるような気がします。
しかし気になるのは液肥の補充。
養液が減らないのでまったく補充する必要がないのか
少しずつ植物が吸収しているので補充すべきなのかがわからないのです。
新しい課題が出てきました。