二十日大根の栽培に取り組んでいた環境システム科2年生。
待ちに待った初収穫の後は、これまた初めての販売活動となりました。
まず産直を参考に販売価格を決めたら、きれいに調整して袋詰め。
ここまではみんなできますが、次はいよいよ販売です。
3年生ぐらいになるといろいろ場を踏んでいるので
ものおじすることなく販売できますが
初めての2年生は恥ずかしいのか、なかなか人前で大きな声が出ません。
ラデッシュの場合、栽培よりも販売の方がずっと難しいかもしれません。
なぜなら確かな商品知識、コミュニケーション能力が必要だからです。
でもそれ以上に大事なのは、恐れることなくお客様に笑顔で話しかける勇気。
ところがこれが慣れないとかなか一歩踏み出せないのです。
これは商品である二十日大根を携えて
消費者である先生方に売ろうと職員室に向かう後ろ姿。
TVの「はじめてのおつかい」じゃないけれど
こちらは頑張れと応援するしかありません。
でも30分もしたら、みんなほっとした顔で戻ってきました。
消費者の質問にも答えることができたとのこと、
どうやら完売だったようです。いい勉強をしました。
農業高校には体験を通して学ぶ授業がたくさんあります。