
薄い金属メッシュに抑藻資材を混ぜた透明粘土を塗ったあるメンバー。
数日後に見てみると、すっかり乾いています。
またご覧のように砂粒のような小さな抑藻資材が
ほぼ均等に付着しているのがわかります。
まるで紙やすりを触ったような触感ですが
粒が剥がれ落ちることはありません。大成功です。
事前にこの粘土は、水中に浸しても劣化しないことを確認しているので
今すぐにでも水耕栽培装置に取り付けられそうです。
抑藻資材の正体は銀を付着させた鉱物。
銀イオン効果で藻類の発生を抑えるのはもちろん、
殺菌や消臭もしようという作戦です。
銀イオンにこれらの効果があるのは周知の事実なので
特許など無理ですが、水耕栽培に利用しようというのは
水耕栽培をメイン学ぶ環境システム科ならではの切り口。
この後、さっそく実証実験を行うことになりました。